新型コロナウイルス問題⑳ 休業を『機会』に捉える、あるパチンコ店の取り組み

■ これからの志向は量の拡大ではなく、質の向上に変わる


 
現在、44の都道府県にて要請されている休業。先行きの不安も多いと思いますが、それでも実際に休業となってしまったからには前を向いて動かなくてはいけないです。
 
多くの店舗ではこの期間を利用しての店内清掃や設備のメンテナンスを行っています。年中無休が当たり前となった現在、せっかくのこの期間を利用してこれまでできなかった作業をするというのは一つの有効な時間の使い方です。
 
しかしもっと何かできないか?と思います。これから先、「Withコロナ」の社会でパチンコ店が生き残っていくには、これまでの考えの延長では難しいのではないでしょうか。
 
「Withコロナ」の社会ではこれまで同様に広告宣伝の規制もあるでしょうし、「煽る営業」ができない可能性があります。そうなると必要なのはお客様の“数”を集めることではなく(客数を増やすことではなく)、「お客様との関係性を高めての継続来店を促す」ことになると思います。「市場シェアではなく、顧客シェアを高める」です。
(「顧客シェアを高めることについてはこちら(市場シェアではなく、顧客シェア)で詳しく述べています」
 
お客様との関係性を高めること、それはある意味「自社は何のために存在するか、何に貢献できるのか、何をすべきなのか」の答えとなります。多くの企業(ホール)では地域に愛され、地域とともに発展していくことを目指していることでしょう。やみくもに煽り営業をして新規客の獲得を目指すよりも、お客様との関係性の構築で長く愛されるお店作りを目指したいはずです。
 
今回のコロナ問題で広告宣伝ができなくなり、改めて客数拡大よりも既存客重視の方向性にシフトするキッカケになったかもしれません。
 

■ 新たな取り組みを実践するホール

自粛期間
 
地域社会との共存、地域に愛されるお店作り。これはどのお店も志向すると思います。その思いを「パチンコ店として」考えた結果、これまではワクワクドキドキ、適度な射幸性を考えた戦略や戦術を展開してきました。
 
しかし、繰り返しますがこれからはその方向性が難しくなると思います。元々出玉や新台の導入、イベントは「戦術、施策」であり、目的を成就するための手段のはずです。
 
改めて目的を考えるとそれは企業の発展となり、そのために必要なことは「顧客の支持」です。
 
「できないことを考えるのではなく、どうすればできるかを考えよ。」
 
今の外部環境で「企業の発展、地域社会との共生」を考えるのです。
この答えとして最近、面白い取り組みを始めたホールが出てきました。
 
(1) BBステーション田沼店さんの取組み(栃木県佐野市)
BBステーション田沼店(P-world)
 


 
<実際の開催風景>
①ワシャも売り子として頑張って愛想振りまいてるぽぉー!

 
②基本は4種類、毎日メニューが変わるぽぉー!どれも美味しそうだぽぉー!

 
③ドライブスルーはこんな感じ!お気軽にテイクアウト出来るぽぉー!

 
パチンコ店は元々SNSでのフォロワーさんが多い傾向にあります。
その力を活用し、地元飲食店のテイクアウト販売を応援する取り組みを始めています。
LINE@、ツイッター、インスタ、自社HP、店頭ビジョン、ロードサイド看板などを使っての告知、宣伝に役立てようというものです。
 
(2)  アポロヤマトⅡさんの取組み(富山県富山市)
アポロヤマトⅡ(P-world)
 
郊外店ならばそれなりに広い駐車場を持っていると思います。
そのスペースを使い、集客に苦しむ地元の飲食店によるお持ち帰り販売の場所として使ってもらう取り組みを始めました。
 


 


 
こちらは駐車場を活用して地元飲食店に集まってもらい、ドライブスルー方式でテイクアウトの販売をしてもらおうという取り組みです。
 

■ 嘆いていても環境は変わらない


 
今は自粛期間、もちろん営業はできません。営業はできなくともそれ以外でできることはあるはずだ、という思いが上記のような取り組みになったのだと思います。
 
地域に愛され、この先も地域とともに発展を目指すという目的目標があるのなら、このような取り組みを始めてみてはいかがでしょうか。
 
これから先のWithコロナ時代、確実にパチンコ店の営業は変わります。
新しい取り組みを始めるキッカケ、機会としてこの自粛期間を活用してほしいと思います。

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