パチンコ店でオンライン?


 

■ オンラインでの研修に適正価格はあるのか

私は数年前から日本創造教育研究所(日創研)という会社の研修を継続して受講しており、その外部団体である北大阪経営研究会に所属しています。セルフアウェアネス、やり抜く力(GRIT)といった経営者マインドに関することからマーケティング、ビジネススクール、財務会計といった職能実務に関することまで幅広く学んでいます。

この研修、そこそこのお値段です。
上記研修はだいたい月1回開催で6か月、ひとつの講義が9時間×3日間で約30万円といったところなので、その金額を聞くと驚く方も多いです。

しかし1時間あたりで考えると2千円もかかっていないので適正価格かな、と思っています。

さてこの研修はあくまで「リアル、会場受講」での価格です。もちろんこのコロナ禍においての会場開催は難しく(日創研の研修プログラムの受講生は少なくて40人多くて200人くらい、それが一日に3つ程度開講)、半年ほどは休講状態が続きました。そして2020年秋、オンライン=Zoomの活用にて研修が再開となったのです。

ここで驚くべきことはその価格。なんと「27万円」前後(研修によりバラツキあり)。日創研さん曰く、
・受講生さんは宿泊費、交通費がかからないのだからむしろトータル金額は以前より安くメリットがある。
です。しかし私は大阪在住。大阪会場で受講なので宿泊費はかからず交通費も500円程度なんですけどね。ただ、たしかに遠くから来られる方には安くなっています。

■ 価格=価値


しかし問題はその内容。
「オンラインで、本当にその中身は担保できているのか?」
が気になります。

そしてこの11月、私はそのオンライン受講をしてみました。
結論から言うと「まったく問題なし、むしろ周りがいない自分一人で受講なので集中できて学びが深かった」です。

価格をその絶対参照価格=単なる金額で考えるとこの「27万」という価格は高いと思います。そしてこれまでが30万円の受講価格に「対面での学びの価値」を(顧客側が)含んでいたとしたら、オンラインでの僅か10%オフには納得できないと思います。

しかし日創研さんは強気の価格設定をしてきました。そこには「この商品(サービス)」に絶対の自信があるからでしょう。この研修メニューを開発(対面研修をオンラインで実現するための試行錯誤、変更と修正)するのに半年の期間をかけ、堂々と「これなら価格以上の価値を提供できる」と完成させられたからだと思います。

この研修には私を含めて実に約70人がオンラインで参加していました。オンライン研修にこの価格でそこまで集めるというのはこれまでの信用と信頼という実績もあると思います。

■ オンラインならではの価値提供がカギ


いま、パチンコ業界の研修やセミナーも岐路に立っています。これまで対面での研修をしていた企業(グループ)は軒並みオンラインでの実施にかじを切り、それでいて価格は無料ばかりです。

これは自分たちの提供する商品=オンラインという媒体での研修に自信を持てていないから、とも考えられます。たしかに私もいくつか視聴してみましたが、最後まで(1時間~2時間)見ていられたことはありません。対面で聞くのとオンラインで聞くのは全く違うのに、進行が同じなものばかりだからです。

今後はオンライン化への対応は必須です。オンラインでこれまでと同じ進行でできるはずがない、このことにいち早く気づいて、媒体の選択や進行の変更をして、「オンラインだからこその価値」を提供しないと生き残ることは難しいと思います。

■ パチンコ店もオンライン活用を


オンラインと言えばYouTube、Facebook、SNSなどが浮かびますが、パチンコ店でのオンライン対応というと「?」と感じる方も多いかもしれません。

しかし発想を変えてみればたくさんあることに気づきます。

私が考えるパチンコ店のオンライン対応でまず第一に行ってほしいこととしては、
・来店していないときに自店を想起させること
への注力です。

ここに着目してみると行動の可能性が大きく広がることになります。

いま、時代は市場シェアの拡大ではなく顧客シェアの取り込みが重要とされています。

参考:パチンコ店マーケティングのパラダイムシフト「市場シェアではなく、顧客シェアという考え方」

顧客シェアを高めるためには顧客一人ひとりとの関係性向上が欠かせませんが、これまではリアルの場での交流にその主眼を置いていたところをオンラインでの取り組みに変えるのです。

自店に来ていないときにも自店を想起させることができればロイヤリティも高まり来店動機が高まります。これにはオンライン(SNS)は大きく貢献できる活動となるはずです。

「新台入替」、「イベント」等の成功はそこに至る道程、つまりプロモーションにかかっています。
これまではそれをリアルの場で行っていましたが、これをオンラインで行える時代になっているという発想の転換をしてください。

「点と点」から「線でつなぐ」ことが重要、これまでも言われていたことですがオンラインの活用でその戦術の幅が広がっています。

固定観念にとらわれず、新しい時代に合わせたツールの活用を進めてほしいと思います。

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