計数管理の理解でできること(4)スタートを重視する”本当の”理由

■ 計数で分かる、スタート重視の理由

Author:林 秀樹 Hideki Hayashi
1972年生まれ、福井県出身。名城大学卒。遊技機販売商社勤務を経てパチンコ店経営企業へ。
エリア総括部長・調整技術部長などを歴任したのち、株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所入社。
2012年、40歳となったことを機に起業。細やかな機械整備技術と正確な計数管理力で、勘や経験に頼らない論理的なホール経営を提唱する。
計数管理とマーケティングに強みを持つ。お問い合わせはこちらから。


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日々の営業ではこれらのような疑問、悩みがあると思います。
このような悩み・問題は、実は計数管理の知識があれば的確な答えが導き出せます。

 

■ 回すのは、早く当たってもらうため


前回の記事では、
・ベースを高めるよりもスタート回転数を高める方が満足度が高い
とお伝えしました。
その理由について補足します。
 
そもそもお客様の満足度向上にスタート回転数を高めることに異論はないと思います。
しかしそれは、単に「回る方がいいから」ではないです。
実は、スタートを高めたとしても体感ではほぼわからないレベルの差でしかありません。
 
前回CRスーパー海物語in沖縄4のシミュレーションを提示しましたが、そこで比較した回転数は、
A:5.158回
B:5.445回
でした。
この「スタート0.287回」の差がどのくらいになるかを、仮に同じベース(28.0%)だったとしての1,000円スタートで比較してみます。
A:250÷(100-28.0)×5.158≒17.91回
B:250÷(100-28.0)×5.445≒18.91回
このようにたった1.0回転しか変わらないのです。
 
遊技機メンテナンスにおいてスタート(S)が0.287回転違うと、出方はかなり変わります。
しかし実際の遊技上はほぼ差がないといえ、この差を体感できる(回転数の違いが分かる)お客様はほぼいないと思われます。
 
「回る、回らない」は、ほぼ体感できることはありません。
それでもスタートが高い方がいいのは、
・大当たりの間隔が短くなるから
で、これは体感できるのです。
 
・超高回転で、当たらない
・回らないが、当たる
果たしてどちらを求めるでしょうか。
お客様は回るから楽しいのではなく、当たるから楽しめるのです。
 
スタートは高い方がいいです。
しかしそれは高回転でお客様を楽しませるためではなく、大当たりを早く、多く体感してもらうためです。
 
結論は同じ(高スタート志向)でも、その「理由の認識」を変えることで遊技機メンテナンスの幅が広がります。
 

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