トップの仕事は「経営計画の作成」にある

経営計画の作成 
経営計画の作成 、しっかりとできていますか?4月、新年度がスタートして半月が経過しましたね。

昨年から続く新型コロナウイルスの影響では一部の業界を除き日本全体で厳しい数字が続いています。一部、というのは中食に対応したデリバリー業や自宅にいることが多いことでの物流などであり、パチンコを含むエンターテインメント業界は先の見えない厳しさが続いています。

このような状況であっても日にちは進み、ほとんどのお店(会社)では3月に決算を迎え、今期の計画、予算組みも済ませていると思います。

計画を策定するにあたり、ほぼすべての人の意見が「厳しい」であり、またそのような数字を組んでいることでしょう。

ただこれは実はコロナ禍に限った話ではなく毎年だれと話をしても同じ言葉、話を聞きます。ここ何年も業界は右肩下がりをしている現状ではどうしても先行きが不透明で良くなる要素が見当たらない、と感じるものです。そして今回はコロナウイルス禍がありました。

しかし、そういった環境の中でも業績を上げているお店(会社)は存在します。それも大手や強豪の事ではなく普通のお店の話で、です。

では、そういったお店はどうやって業績を上げることができたのか。実は根本にあるのは「しっかりしたビジョンを持った計画の策定」にあるのです。今回はそういったお話をしていきます。
 

■ 「トップの仕事は『 経営計画の作成 にある』」という意識を持つ


経営の神様といわれる松下幸之助翁は、「経営者にとって、経営計画の作成 以上に重要な仕事はない」と言われました。

今年はどんな実績を創るのか、そのためにはどんなことをすればいいのか。こういったことをしっかりとした計画として打ち出し、あとはその通りに実行することで必ず求める結果(業績)が得られると説いています。

もちろん現実の世界には様々なトラブルもあるので計画を立てた時の見通しのとおりの環境で行くわけではないです。
 
しかし、そういった不測の事態に直面したとしても「明確なビジョン」を軸にしていれば計画に沿った経営ができるとされています。経営計画書は「未来への羅針盤」であり、迷ったとき、困ったときにいつでも原点を確認できるものなのです。

※松下幸之助翁の言葉でもう一つ、こちらもご覧ください。「泣かぬなら、それもまたよし、ホトトギス」

■ 「ストレッチ目標」を掲げる


ストレッチ目標とは、「努力しなければ達成できない目標(少し背伸びをした適度に難しい目標)」のことです。

このことに関して経営学者のピーター・ドラッカーはその著書「経営者の条件」の中で、「人は、自らが自らに課す要求に応じて成長する。自らに少ししか求めなければ成長せず、多くを求めるならば何も達成しない者と同じ努力で巨人に成長する。」と述べています。

つまり「人は高い成果を求めることで成長する」と主張されているのです。

「現実を見て~」という自分に都合のいい言い訳は必要ないです。

常に少し高めの目標を設定するからこそ、その目標を達成するためには努力を必要とするので、自分自身も成長します。

今期はすでにスタートしており計画書も出来上がっていると思いますが、それがもしも「現実を見ての、低めの数字」ならばそんな数字を目指すのではなく、もう少し高い目標を自分の中で持ってほしいと思います。そうすることでより高みに到達することが可能となります。「自らに少ししか求めなければ成長せず、多くを求めるならば何も達成しない者と同じ努力で巨人に成長する」です。

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