コンフォートゾーンとストレッチゾーンを意識する

 コンフォートゾーン

■ コンフォートゾーン とストレッチゾーン

コンフォートゾーン をご存じですか?

心が穏やかでリラックスできているとき、人は安心感を覚えます。それは例えて言えば日々の生活のときであり、気心の知れた友人と他愛もない話をしているようなときでしょう。いつもと同じ空間、いつもと同じ環境にいるときの心は快適な状態で落ち着いているものです。この状態をモチベーション理論では「コンフォートゾーン」と呼んでいます。

しかしこのようなときは心の平安こそありますが現状を変えるようなムーブは起きません。なぜなら「いまが快適」なので現状を変える必要はなく、むしろ変えることは不安を覚えることにつながるからです。当然この状態で成長につながることは稀で、よく言えば現状維持、よくない表現では停滞という状態に置かれることになります。

これに対して「ストレッチゾーン」という概念があります。
ストレッチゾーンとはコンフォートゾーンを飛び出た領域で、知らない、経験したことのないことに身を置くことでいろいろな面に負荷のかかる領域のことを指しています。

「人が成長するのはどんなとき?」、それは「適度な負荷が与えられているとき」でしょう。負荷=現状の自分の能力のままでは乗り越えられない課題が与えられるので、心は穏やかではなく不安やストレスを感じることになりますが、この状態に身を置かれれば人は「快適になるため」の行動を起こすことになるので人は成長することになるのです。

コンフォートゾーンにいる間は居心地こそよくともそこに刺激は生まれず、いつまでも今のままが続きます。もしも「成長したい」と願うなら経験したことのないことに触れ、できそうにないことにチャレンジし、どんどん未知の領域に飛び込でいかないとなりません。それは知らない人に会う、新しいプロジェクトに参加する、これまで避けていたことに取り組むなど様々なことがあるでしょう。「ストレッチゾーン」を別の言い方では「ラーニングゾーン」というのもこのような意味から来ています。

私自身もそうですが、人はやはり居心地のいい場所に居たい気持ちがあるはずです。しかし居心地のいい場所に居続けても成長は期待できません。頑張らなくても今の状態が続くからです。それ(今の状態のままでいること)が通用するのは外部環境に変化がない、もしくは外部環境が右肩上がりで(勝手に)引き上げてくれているときだけです。先行きが混とんとしている、右肩下がりが予測できるときには外部環境に流されないように自分自身(内部環境)を高める努力をしなければならず、それがストレッチゾーンに身を置くということです。

未知の領域に踏み出すということは当然失敗のリスクを併せ持ち、それは恥をかくことにつながるかもしれません。それでも新たな一歩を踏み出すことで得られるものは多大なはずです。「失敗するから成長する、成長につながる」のであり、「成長したい」と思うならば積極的にストレッチゾーンに飛び込んでほしいと思います。

なお、自分の中ではストレッチゾーンにいると思っていても「慣れ」が生まれると緊張感がなくなります。そういったときは意識的に新しい課題に取り組んだり、同じことでもより高い負荷に取り組んだりなどの行動をしていく必要があります。

■ ストレッチゾーンの先


「負荷を与えた方が成長する」、このこと自体に間違いはありませんが、「適度な」という条件を忘れてはいけないです。「適度」を超えて「過度」になると人はその重圧を受け止めきれず、心理的にも身体的にも潰れてしまう可能性が高まります。

これを「パニックゾーン」と呼び、特に精神的/身体的に未熟な少年年齢時(中学~高校に相当)の部活動でパニックゾーンによる(と思われる)悲劇的な事故が後を絶ちません。また社会人となってからもいわゆる「パワハラ」と言われる先輩や上司による過度な叱責からのパニックもあります。

部活動の指導であれ会社での先輩/上司の指導であれ、この問題の根本は「相手の許容範囲を把握できてないこと、許容範囲は一人ひとり違うこと」への理解や想像力の欠如に起因します。指導対象を持つ人(部活動ならコーチ、会社なら役職者)は「相手に合わせる」ことを意識する必要があります。

「自分は今、パニックゾーンじゃないか?」
こう思ったなら一度引き返しコンフォートゾーンに身を置く選択も必要です。それはカッコよく言えば「戦略的撤退」です。

■ まとめ


スポーツの世界ではストレッチゾーンの考え方が定着していると思います。成長のためにより高いレベルに身を置こうとしたりコーチや練習環境を変えたりする、それはまさに成長のためストレッチゾーンに飛び込もうとする考え方です。(古いタイプの指導者ではあえて精神論的指導、過度な指導でパニックゾーンを与える手法を取る方も未だ一部にいますが)

そしてスポーツの世界だけでなく日々の仕事、生活でも、自分自身を成長させたいと考えるなら意識的にストレッチゾーンに入って行く必要があります。

もただしやりすぎてパニックゾーンに入ってしまったかな?と感じたら一旦コンフォートゾーンに戻ってくることも大事なことです。

コンフォートゾーン(安全領域)
ストレッチゾーン(背伸び領域)
パニックゾーン(混乱領域)

日々の生活における精神的(心理的)な領域はこれらの3つがあります。

いま、もしも成長を感じられないのであればそれはコンフォートゾーンにいるのかもしれません。日々の安心、安定も大事ですが成長するためにはストレッチを意識しないといけないです。そして「パニックかな?」」と感じる前にたまに休息でコンフォート。

停滞や低成長を感じたときは意識的にストレッチゾーンに飛び込んでください。

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