目の前ではなく、先

■ 「目の前の問題」よりも「先」を考える

Author:林 秀樹 Hideki Hayashi
1972年生まれ、福井県出身。名城大学卒。遊技機販売商社勤務を経てパチンコ店経営企業へ。
エリア総括部長・調整技術部長などを歴任したのち、株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所入社。
2012年、40歳となったことを機に起業。細やかな機械整備技術と正確な計数管理力で、勘や経験に頼らない論理的なホール経営を提唱する。
計数管理とマーケティングに強みを持つ。お問い合わせはこちらから。


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カテゴリ:仕事への取り組み方


6/13の記事において「戦術、施策の前にしてほしいこと」と題して、
・動く前には、まず考えてから
ということをお伝えしました。
今回はさらに一歩踏み込んで、「考えることは今目の前のことではなく、もっと先のことを」ということをお伝えしたいと思います。

「業績が厳しい」と感じているお店では、今、置かれている現状には不満があると思います。だからこそ日々もがき、足掻き、様々な施策を打って現状打開を模索しているはずです。そして6/13の記事では「ただ動くのではダメ、動く前にまず考えよう」とお伝えしました。

ただそうは言っても
・何をどんなふうに考えればいいのか?
という問題が残っています。

それではここで、次の問いの答えを考えて下さい。

Q1.「今現在の店舗はどんな店舗なのか?」
この質問に具体的に、明確に、できれば数字も使って示してください。

次に、

Q2.「自分はどんな店舗で働いていたいか?」
この質問にも具体的に、明確に、できれば数字も使って示してください。
示せないようなら今すぐに考えてください。

さて、どんな状況や数字となったでしょうか。

 

■ 現状と理想のギャップをあぶりだす



これは「As is-To be分析」といわれ、「理想と現実の違いをはっきりと認識し、足りない部分(=ギャップ)をあぶりだす」手法です。
※As is=あるがまま、現状のこと
※To be=やがて、将来のこと

そして、厳しい現状を変えたいなら、この「足りない部分」を埋めるために必要なことを考えていけばいいことになります。
As is-To be分析とその活用は次のように行います。
 
例)
As is → 4円P稼働5,000発である
To be → 4円P稼働10,000発としたい
 
これによって現状と理想には5,000発の格差があることがわかりました。この格差を「ギャップ」といい、
・何ができていないからこの差が出るのだろうか?
を考えるきっかけになります。
機種構成なのか、広告宣伝が間違っていたのか、入替タイミングが間違っていて訴求できていなかったのか、などなどです。
 
続いて、「To beの期限」を切ります。要は「いつまでに達成するのか?」と決めるのです。
 
たとえばこの期限を「12か月後」としたとします。すると今度は、「12か月後に10,000発なら、少なくとも6か月後には7,500発になっていないといけない、3か月後には6,000発くらいはないといけない」というような「中間目標」が見えてきます。この中間目標のことを「マイルストーン」といい、これがあることで最終到達地点までの道筋が見えてきます。

 

■ 理想の未来から逆算して考える



現状から脱却するには、
① まずは理想をしっかりと持つ
② その理想と現実の違いを把握する
③ 理想到達までの期限を区切る
④ 中間目標を定める

の4つを考えることから始めてください。目の前の問題を優先すると方向性、道筋が安定せず常に右往左往する羽目に陥りますが、理想を設定して動くことで必然と目の前の問題も解消に向かいます。

考えるべき流れは「本当に必要な重要なこと=目指すべき到達地点からの逆算」です。

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