KKDH経営
■ KKDH経営
1972年生まれ、福井県出身。名城大学卒。遊技機販売商社勤務を経てパチンコ店経営企業へ。
エリア総括部長・調整技術部長などを歴任したのち、株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所入社。
2012年、40歳となったことを機に起業。細やかな機械整備技術と正確な計数管理力で、勘や経験に頼らない論理的なホール経営を提唱する。
計数管理とマーケティングに強みを持つ。お問い合わせはこちらから。
「K・K・D・H」とは、「勘、経験則、どんぶり勘定、ハッタリ」のことです。
業績または業界が上り調子のときにはこれまでと同じことをすれば、つまり「前例踏襲」で進んでいけば、これまでの経験を基にした経営でも基本的には業績の向上が期待できます。
しかし業績または業界が右肩下がりの傾向にある場合は以前と同じことをしても(すればするほど)、「これまでと同じように」業績は下降していきます。
翻ってパチンコ業界は様々な客観的な分析でも「右肩下がり」傾向にある業界です。そうなると勘や経験則に頼った経営では業績の向上は見込めないことになり、いま必要なのは、「これまでとは違うやり方、発想」を基にした経営です。
■ 業績を高めるには数字で話す
「勘と経験則での営業」では立ち行かなくなることは想定できると思います。だからこそ様々な戦略論からの論理的な考えを基にして「これまでとは違うやり方」をしていくのですが、問題のひとつに「どんぶり勘定」というものがあります。戦略をベースに考えても、その運用自体に適当さがあっては期待する効果が得られません。
業績が厳しいお店は、数字で話さない傾向があります。
これは「K・K・D・H」のDタイプ経営、つまりどんぶり勘定でざっくばらんな管理をする傾向です。
どんぶり勘定の会社で飛び交うコミュニケーションは数字に対してあいまいな傾向があります。例えば、
部長「今月の現状は、計画に対して今どのくらいなのか。」
店長「今月はまずまずです。」
部長「そうか、まずまずか。よし、この調子で頑張ってくれ。」
そして月末近くになると、
部長「今月の現状は、計画に対して今どのくらいなのか。」
店長「部長、少し足りなくなりそうです。」」
すると上司は、
上司「前に聞いたとき、大丈夫だと言っていたじゃないか!」
業績を高めるには数字を使ったコミュニケーションを意識してほしいと思います。今回も、途中で確認した時にきちんと数字で理解しておけばこういったことは起きません。
「まずまず」という言葉に対するニュアンスは人それぞれですが、数字は客観的な指標なので理解にズレは出ないからです。
今回の「まずまず」は、
・店長・・・計画に足りないが、がんばればなんとかなるかもしれない
・部長・・・計画どおり、または少し上回る良いペース
というような認識のズレがありました。
■「なぜ?」を繰り返して真因にたどりつく
数字は嘘をつきません。日々計画値と実績値の誤差管理をして、なぜ誤差が発生したのか、を検証します。どんな現象にも必ず原因があり、その誤差も一つの現象にすぎません。
「なぜ?」「なぜ?」を繰り返し繰り返し問うことで、必ず真因にたどりつけます。
真因を追求し解決策を実行する。これを徹底して行なえば、業績は必ず上がります。
常に「タイムリーな数値に基づく現状分析をしていってほしいと思います。
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1972年生まれ、福井県出身。名城大学卒。マーケティング理論と計数管理に強みを持ち、正確な計数管理力とマーケティング手法、戦略論をベースにした勘や経験に頼らない論理的なホール経営を提唱する。パチンコを盛り上げるオンラインサロン「パチ盛り」の代表主宰。ツイッターフォロワー3,596人(’21.1.16現在)
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