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■ y=ax ヤル気の方程式


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カテゴリ:仕事への取り組み方


 昨日(5/28付)コラムで取り上げたバカの壁という本で思い出した話がありましたので、昨日の続きということで取り上げます

 

■ やる気は掛け算



 以前の支援先で、若くして抜擢された店長がいました。
 
 若くして抜擢されただけあり確かにこの店長はしっかりと論理的に組み立てた話をする非常に聡明な方なのですが、その能力が店舗運営に生かせているか?というとそうではありませんでした。
 
店長の言うことに間違いはないのですが、「笛吹けど踊らず」的な、部下を含めた周囲のサポートがなかなか得られない状況です。それが現状から脱却できない要因のひとつとなっていました。
 
 「バカの壁」の中に、「y=ax」という式が紹介されています。各変数は、
 
・y=相手に伝わる内容の量、相手が示すリアクションの大きさ
・a=相手が抱く興味の変数
・x=伝える内容の量

 
という意味です。
つまり「相手が理解する量およびそのことに対するリアクションは、相手の理解だけでなく興味が得られてこそ大きくなる」ということを示しています。
 
 この計算式は掛け算なので、
 
・aが1.0を下回った場合はyという理解値が伝えたい量よりも小さくなる
・そもそも0なら「効果なし、影響なし、反応なし」

 
となります。
 

 

■ ヤル気アップで効果は倍増



 古代ギリシャの哲学者ソクラテスは、「大工には大工の言葉をつかえ」と言っています。コミュニケーションは相手が理解できるように話をしないと成り立たないのです。
 
 上記の店長は自分の考えを部下に伝えるだけで、その相手が理解して(納得して)行動に移しているか?への関心が低かったことが問題点でした。
 
自分はわかっているんだから、相手もわかるだろう」という思い込み
です。
 
 現状を脱却するためには「日々考えること」が重要です。いろいろなことを知り、知識を増やしていかなければいけないです。
 
しかしそれだけではなく、仕事は一人では成り立たず、必ず周囲と連携して行っていることも理解すべきです。
 
 周囲とともに仕事をするためには、周囲がわかるようにわかりやすく説明できる能力、コミュニケーション能力も必要です。
 
 「y=ax」の計算式からいえることは、「成果を得る(y)には、伝えること(x)だけでなく相手の興味を引くこと(a)も重要なのだ」ということです。
<了>

 
 
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hayashi@ab-c.jpn.com