「変えたい!変えよう!」、ほとんどの人が思うけど、ほとんどの人ができないワケ

< 現状維持バイアス >
 現状維持バイアス 
「あーあ、まただ・・・」
「何でこうなんだろ?」
「変えなきゃ!」

多くの人は日々の生活や仕事で何らかの不満を抱えて悶々としていると思います。そして自己啓発書、または他人との会話でも「自分を変えないと、現状は変わらないよ?」と教えてくれます。

その言葉は絶対に正しいわけで、だけど頭でわかっていてもなんとなく行動に移すのに時間がかかったりしませんか?(というか、結局動かなかったり)

人は、変わったほうがいいことはわかっているのに、なぜなかなか変われないのでしょうか。

■ 行動に移せない人

 変化を嫌う人 
冒頭の話は現状に不満があるので変わりたいと考えた人ですが、そもそも不満などなくても現状を変えたい、自分を変えたい、と願う人は多いと思います。

何か明確な目標があるわけではなく夢があるわけでもなく、だけど今の自分ではない「何か新しい自分」に変わりたいと思う人たちです。

そういう人は「自分が変わる」キッカケさえあれば自分は変われるんだと思い込んでいるのですね。

しかしながら「変わるキッカケ」が突如現れたとしても、そのキッカケに気づかず、または気づいてもいてもいろいろなエクスキューズを用意して、結局スルーして現状に甘んじようとしてしまうのです。

彼らは、本音では「変わりたくない」のです。

たとえば、ダイエットしたほうがいいと思いつつ、なかなかダイエットを開始する気になれない。

たとえば、先延ばしの習慣をなくしたいと思っても、いつの間にか締め切りギリギリになってしまっている。

たとえば、頑張って仕事をしている友人を見て自分もバリバリ動きたいと思っても、いろいろ言い訳が頭に浮かび行動に移せない。

これらは、キッカケ(気づき)は与えられています。「あとは行動に移すのみ!」なのですけどね。

■ しない理由を探す人

 動かない人 
取り立ててやりたいことがあるわけでもないし、夢や目標があるわけでもない。

何となく過ごしている毎日に変化がほしい。……いろいろな理由で今の自分を変えたいと思っている人がいます。

たとえばそういう人に、
「この交流会に来てみたら何か変わるかもよ?なんかのキッカケになるかもしれない。あなたも一度来てみたら?」
とアドバイスしたとします。

その交流会のメンバーにはよく知っている人も何人かいます。とてもいい人たちばかりと聞いていて、集まる場所もすぐ近くにあり、時間的にも問題なく、金銭的コストもかかりません。

つまり「参加できない論理的な理由」がほとんどないのです。

しかし自分を変えることができない人は、たとえ論理的にはそうであったとしても(頭ではわかっていても)、感覚的に「気が進まない」、「その気になれない」という心理が働きます。

ですから「作話(さくわ)」をはじめます。断るための理由を作りはじめてしまうのです。

※作話(さくわ)は、記憶障害の一種である。 過去の出来事・事情・現在の状況についての誤った記憶に基づく発言や行動が認められる点が特徴的である。 作話は、「正直な嘘」と呼ぶべきものであり、通常は本人は騙すつもりは全く無く、自分の情報が誤りであるとは気がついていないので、この点で嘘とは区別される。
wikipedia 「作話」より

 
あなた 「参加したいけど、面識がない人もいるんでしょ」

友人  「あなたの知っている人の方が多いよ」

あなた 「お金がかかるんじゃないの?」

友人  「お金は要らないって。この前も言ったじゃん」

あなた 「最近バタバタしてて、なかなか時間がとりづらいんだよね」

友人  「あなたの都合がいい日にちに合わせるよ」

あなた 「でも、うーん。。。もう少し考えてからだね」

というように「作話」を続け、「論理的には問題ない」となったら「ちょっと考えさせて」と言うか、「行かないと言ったら行かないんだよ!」と逆ギレするかのどちらかになるでしょう。

■ 感情を論理で修正する

 感情を論理で変える 
人間が人間らしくあるためには、つまり理性のある人間であり続けるためには、感情を論理で修正することが必要です。

感覚的には「気が進まない」ことでも、「・・・といっても○〇だから、やってみるか」と意思決定するものです。

朝起きて「布団から出たくない」と思ってもそういうわけにはいかない、仕事に行かなければならない。自分が出社しないと多くの人に迷惑がかかる、周りの人との信頼関係が崩れるという論理で、その感情を修正するものです。

「〇〇だけど、こうしよう!」

このように自分に言い聞かせて動き出す人が理性的な人間です。お酒を飲みたいと思っても最近飲みすぎているから控えようと思ったり、上司や同僚の言うことに従うのは心理的にイヤだけど、言っていることは正しいのだから今回は言うことを聞こうと思ったり……。

すべて自分に浮かんだ感情を論理で修正して決断しています。

なんでもかんでも自分の思うままに意思決定していたら、それは人間ではなく本能に支配された動物です。

■ 現状維持バイアス

 現状維持バイアスを無くす 
「自分を変えたい」
「本気で変わりたい」

このようなことを口で言いながら変わるキッカケが目の前にやってきたとしても躊躇、拒絶してしまう人は、じつは深層心理では自分を変えたいとは考えていないのです。潜在意識の中で、現状を現状のままにしたいと欲求があるのです。これを「現状維持バイアス」と言います。

現状維持バイアスがかかっている人は「変わるキッカケ」よりも「変えないエクスキューズ」に積極的に反応します。

たとえば「身体を動かすといいよ」、「この本を読むといいよ」と言われたら、もちろんそれが必要で正しいことはわかっていながら「時間がない」、「もう年だし」というような「できない理由」ばかりが浮かびます。なぜなら「変化しないことが、自分の心の平静を保てる」と考えているからです。「現状維持」、変わらないことに安心感を抱き、変化を恐れる心理です。

人は、顕在化された意識の中では自分を変えたいと認識しています(と、考えています)。

しかしそう口で言いながらなかなか変わらない人は、潜在的な意識のもとでは自分を変えたくない、このまま現状維持のほうが安心すると受け止めているのです。

そのことを論理的に知ることが必要です。「自分には現状維持バイアスがある。それを打ち破らないと変化は得られない」と。

その事実を正しく知ること、受け入れることが、自分を変える最初のキッカケになりますよ!

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