不易と流行


 
「不易流行」という言葉があります。俳人の松尾芭蕉が言い始めた言葉とのことで、
・不易 (いつまでも)変わらないこと
・流行 (新しく)変わること
の二つの言葉をつなげたものです。
 
この二語(不易、流行)は相反する言葉に聞こえますが、実は「不易」と「流行」をつなげたことにより世の中の本質が見えてきます。そしてそれが現在のビジネス、特にコロナ禍における「社会が動くとき、変わるとき」において重要な概念となっています。
 

■ 絶対に変わらないことは変わること、変わり続けること

 
不易とは変わらないことです。
これをもう少し踏み込んで考えれば「変えてはいけないこと」とも言え、企業経営で言えばそれは「存在意義、目的、ビジョン」にあたると思います。
 
・自社の存在する理由
・自社の果たすべき役割
・自社の目指すべき未来像
 
これらは変わらないものだと思います。ただし「変わらない」とはいっても、それらを達成するための「行動、やること」はその時々によって変わるはずです。なぜなら法律、外部環境、組織構成、連携などの条件が変化するからです。そして松尾芭蕉は、これを「流行」と表現しているのです。
 
ところで松尾芭蕉はこの不易流行について非常に興味深い解説を残しています。
曰く、「新しいことを探求する流行こそが、俳諧の不易の本質である」です。これをもう少し説明するなら「新しいことや変化を取り入れていくことこそが、実際は永遠に変わらないことでもある」という意味であり、
 
・変わり続けることだけは、絶対に変わらない(不変、不易である)
 
といえるでしょう。
 

■ 環境に合わせて変える

 
企業においての不易は「企業の永続、繁栄を目指すこと」だと思います。そのためには利益が必要であり、そしてそのために顧客の支持を必要とします。
 
利益を得る、顧客の支持を得るためにすべきことは時代によって変わります。
これまでのパチンコ業界では新台入替とイベント、放出という手法を軸としていましたが、今後はその中身、やり方も時代に合わせて変えていくべきなのです。
 
現在のコロナ禍、これからのwithコロナ時代においては、広域的な展開で常に新規客を求める施策ではなく既存顧客を重視した施策が重要になると考えています。
 
・市場シェアではなく、顧客シェア
・新規客層の新規ではなく、既存客層の新規
 
この2つを意識した施策でwithコロナ時代を進めてほしいと思います。
 
「顧客シェア」に関する記事はこちら

「既存客層の新規」に関する記事はこちら

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