メーカー発表数値は絶対に正しいのか?

メーカの発表数値は絶対とは言えない

 

Author:林 秀樹 Hideki Hayashi
1972年生まれ、福井県出身。名城大学卒。遊技機販売商社勤務を経てパチンコ店経営企業へ。
エリア総括部長・調整技術部長などを歴任したのち、株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所入社。
2012年、40歳となったことを機に起業。細やかな機械整備技術と正確な計数管理力で、勘や経験に頼らない論理的なホール経営を提唱する。
計数管理とマーケティングに強みを持つ。お問い合わせはこちらから。
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■ ST機種の計算について


 
株式会社チャンスメイトの荒井孝太さんとお話をさせていただいたときに面白いことを述べられていました。(荒井氏は元某パチンコメーカーの開発の方です)
 
①メーカー発表の平均特賞継続回数は販売に都合の良いような計算で公表している
②現在はあまりに複雑すぎてほとんどの人は正しい計算を理解していない
 (コンピュータの計算結果を見るだけ)
③特賞試行10万回などの実測データから平均継続回数を公表しているときもある
(計算ではない)
 
メーカーがスペック表などで公表している数値は賞球等の確定数値以外は「完全な計算ではない例が多い」というのです。(例えば出玉率100%でのS値や継続回数、標準TYなど)、
 
特に①に関してはわかりやすい例を挙げられていました。曰く、
・ST機種(V確-ST含む)の平均継続回数は、公表値よりも本当はだいぶん低い
ということです。
 
具体例を挙げますね。
 
たとえばST継続率が80%の機種の場合、計算上の継続回数は5.0回です。
→1÷(100%-80%)=5.0回
 
同じように確変機で確変継続率が80%の機種も同じ計算をするので継続回数は5.0回です。
 
しかし実はこの計算、特賞継続回数ではなく確変継続回数を計算しているのです。主語は「確変」なのです。「確変が継続する回数の計算であり、大当たり回数の計算ではない」ことに気づいていましたでしょうか。
 
確変機の場合は確変のあとに必ず大当たりがあるのに対し、ST機は最後のSTは必ず「抜けて」しまうのです。
つまり、「継続率80%の場合、確変機は期待値5.0回に対してST機は4.0回」なのです。
 
 

<図解説明>

 
これはほんの一例ですが、販売しやすいような数字のマジック(トリック?)はけっこうあるようです。
 
なお、このあたりの専門的な解説(北斗無双と北斗無双2を数字で比較した解説)は、荒井氏の遊技日本コラムにて行われていますので、ご一読されてはいかがでしょうか。
 
【コラム】真のスペック性能とは <後編>/ぱちんこ開発者の独り言
https://yugi-nippon.com/pachinko-column/post-22253/
荒井 孝太氏 株式会社チャンスメイト 代表取締役
(遊技日本、投稿日:2018年10月9日)

 
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