新型コロナウイルス問題③ ウイルス自体の不安から、社会経済への不安へ

 

■ 至るところでの自粛、その余波で経済的損失が大となっている

新型コロナウイルス問題


3月8日、大相撲春場所が始まった。事前の告知通りの無観客での開催である。
 
テレビの中継を見ていたが思ったとおり寂しい印象を受けた。
 


 
この決定自体は、新型コロナウイルス感染拡大を防止するための措置として仕方のないことだと思う。
 
ただ、大相撲に限らず様々なイベント、興業、ライブなどが中止となっていることには懸念を抱いてしまう。
 
大相撲春場所の行われているエディオンアリーナ大阪周辺の飲食店では、毎年、春場所開催期間中の売上増を見込んでいるはずだ。
 
しかし当然、今回はそのようなことは見込めない。逆に、平常時と比べても現在は大幅な売上低下にさらされているという報道があちこちでされている。
 

大相撲「無観客」影響 人通り減り飲食店も大打撃(日刊スポーツWEB)
https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202003080000742.html

 
当初はコロナウイルスの感染力や新型であり抗体がないこと等、ウイルスそのものや新型の肺炎という部分、つまり「感染したらどうしよう」という不安が大きかった。
 
しかし現在は、感染に対する不安以上に「経済局面への不安」を大きく感じている方が多いのではないだろうか。
 
ざっと考えただけでも、
 
・海外からの部品供給が途絶えることで生産力の低下、納期遅れの損害
・興行、イベント中止による損害
・飲食店離れによる損害
・繁華街の集客低下による損害
 
などが考えられる。一部報道では経済損失額が数カ月で1千億円に達する地域もあるとの試算もあるほどだ。
 
地方景気悪化の恐れ 新型コロナで損失深刻(日本経済新聞WEB)

 
これに巷で噂されている「東京オリンピックの中止」などがされたら、それこそ日本経済はバブル崩壊やリーマンショックなど比較にならないほどの落ち込みになるのではないかと思う。

 

■ パチンコ業界の余波も避けられない


パチンコ業界にもその余波が及ぶだろう。
 
人が密集したところを避ける心理によるパチンコ離れ、という事態である。実際、和歌山県の事例では感染者が来店したとして休業したホール以外でも地域全体、他店も客数が激減したとのことであり、不特定多数が来店するパチンコ店としては今後の稼働に影響する懸念がある。
 
それでなくとも毎月前年割れを繰り返す現在のパチンコ業界である。
 
そうなると、仮に感染者が出ての休業という事態に陥らなくても経営に行き詰まるホールが出てくるのではないか。
 
元々厳しい状況に追い打ちをかけることになりそうな今回の新型コロナウイルス問題。
 
集客しなければいけないのに、それを自粛しなければならない。そしてどんどん進行していく客離れ。
 
東日本大震災時も経済的な損失や落ち込みはあったが、社会全体が「前を向こう」と動く活力はあった。
 
しかし今回は違う。未だ先の見えない収束への不安と恐怖があり、すべての行動を委縮してしまう風潮がある。
 
この状況は個店レベルでなんとかできるものではないかもしれない。
 
しかし、だからと言って流れに身を任せてなにもしないというわけにもいかない。
 
このような中でそれでも来店していただいているお客様への安心、安全の提供、また少しでも長く遊技していただけるような配慮は当然のこととして、地域に対しての安心、安全のアピールをすべきだと思う。
 
「三方よし」
売り手よし、買い手よし、世間よし。
 
私はこの言葉の「世間よし」を考えることがとても重要だと思う。



 
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