お盆明けのパチンコ経営は、重要事項を優先する

重要事項を優先する

Author:林 秀樹 Hideki Hayashi
1972年生まれ、福井県出身。名城大学卒。遊技機販売商社勤務を経てパチンコ店経営企業へ。
エリア総括部長・調整技術部長などを歴任したのち、株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所入社。
2012年、40歳となったことを機に起業。細やかな機械整備技術と正確な計数管理力で、勘や経験に頼らない論理的なホール経営を提唱する。
計数管理とマーケティングに強みを持つ。お問い合わせはこちらから。


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カテゴリ:仕事への取り組み方

■思い付きで動いても結果は得られない



お盆明けの今週、ほとんどのお店が入替をしていますが、売上(稼働)は低迷しているお店が多いです。
 
そして「長期の休日期間明け対策としての施策は新台入替」と考えていたお店ほど、「稼働が低迷している状況は拙い、さらに何か手を打たなければ」と焦って動いてしまいがちです。
 
しかし、だいたいそういった思いつきの行動は得てして結果がついてこないものです。
 
では、どうすればいいでしょうか。

 

■放出営業は悪循環の出発点



目の前の稼働低迷があり、さらに「(自分的には)打つべき手を打っている」という思いがあるほど焦ります。
 
しかし、結局できることは意味のない放出となってしまいがちです。
 
これではブレた営業をすることになり、放出すれども稼働は戻らずで次の仕掛けの原資蓄積もままならず、「厳しい営業」が続いてしまうまさに「悪いサイクルの出発点」となります。

 

■優先すべきは、中長期的な視点からの行動



アメリカの経営コンサルタントであるスティーブン・コヴィー氏の著書で「7つの習慣」という書籍があります。
 
これは過去200年間の成功に関する書物を調査して著者なりに成功哲学をまとめたものですが、その中の第3の習慣に「重要事項を優先する」という章があります。
 
・おおよそ人の行動は2つに大別される。それは「重要なこと」と「緊急なこと」。
・上記行動を4象限に分けると、
① 重要であり、すぐとりかかるべきこと(をする時間)
② 重要だが、すぐにする必要のないこと(をする時間)
③ すぐすべきだが、重要ではないこと(をする時間)
④ 重要でもなく、いまする必要もないこと(をする時間)

となる。
 

人は一般的に目の前のことに意識が集中します。これにより思考や行動の優先順位は①→③となりその後は疲れて④に行き(逃避)、そうしているうちにまたすぐに問題発生で①に戻るを繰り返します。
 

 
この流れで飛ばされている②=「重要だがすぐにする必要のないこと」は、「重要だと認識はしているが、今すぐにしなくてもいいので後回し」となり、結局手つかずで放置されるものです。
 
そしてここに落とし穴があります。
 
「本当はしなくてはならないと自分で認識していること」なので、本当はこれに取り掛からないとといけないはずなのです。
 
上記①~④のうち②は中長期的な抜本的な対策、③は目の前の対策なので、本来どちらを優先しなくてはいけないかは一目瞭然です。

 

■最後に



パチンコ業界はこれまで「目の前の問題解決」を優先する思考と行動が多数でした。実際、それでなんとかなっていたことは事実です。
 
しかし時代は変わりました。今すべきことは抜本的な対策です。入替やイベント、放出といった短期的な施策の繰り返しではなく、お店の魅力を増やす(上げる)施策を継続的、計画的に進めていく力が必要です。
 
改めてお店の方向性や目標を決めて、その為の行動をブレることなく進めてほしいと思います。「緊急な目の前の問題」への対策ではなく「重要な抜本的なこと」への対策です。
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