【ABC林の日々雑感】Vol.48 拙速と決断

ABC林 の日々雑感
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日々フッと感じたこと、仕事に役立ちそうなこと、雑学、その他雑多なことを毎週月曜日と金曜日の2回、徒然と500字程度の短編コラム形式でアップしていきます。

■ お金は手段

「拙速」という言葉があります。

拙速の「拙」はつたない、まずい、劣っているという意味であり「速」は速いという意味ですが、この言葉はどちらに重きを置くかで意味が変わります。

「拙」に重きを置くと「速くても拙かったらいけないよね」となり、「速」に重きを置くと「少々拙くてもスピード感が大事だ」という意味になります。

この「拙速」、多くのビジネスシーンではどちらかというとネガティブワードとして定着していると思います。

「拙」に重きを置いたニュアンスですね。

しかし私はポジティブなニュアンスを支持します。

理由は孫子の兵法に出てくる「兵は拙速を尊ぶ」という言葉から。

作戦篇に登場する「兵は拙速を聞く、未だ功の久しきを覩(み)ざるなり」という一文のことで「戦いを長引かせて成功に導いた例は、未だない」となり、現代語的に意訳するならば「多少の準備不足があっても機会を捉えたら逃さずに行動に移し、素早く結果の判断するべき」となります。

悩む時間があるなら決断する。

アメリカの思考トレンドであるOODAループも、中国の思考トレンドであるDCAPもこれと同じことを言っています。

即断即決、時間をフルに活用するには「悩む」ではなく「決める」です。 

(了)

■ 利益と稼働を両立する考え方


-稼働を上げるには、出さなければいけない
-利益を上げるには、シメなけれないけない

この思考は間違っています。
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