【コンサルティングの現場より Vol.8】「高望みをするな!身の程を知れ!」

毎週水曜日更新、「 コンサルティングの現場 より 」
 コンサルティングの現場 より

ABC㈱林が日々支援先を訪問してお伝えしていることや課題、問題とその解決などを2~3分で読めるように短いコラムでまとめています。
このコラムは毎週水曜日に更新します。

 
皆さん、こんにちは。アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社の林です。

最近の業績はいかがでしょうか。

新型コロナ禍から続く現状、稼働は低空飛行を続け、このままではヤバいな、と思い這い上がろうとしてもイベント規制もありなかなか打つ手がない。

そんな中、話題機種の発表があると「この機種の導入で一気に挽回!稼働を回復させて~」なんて意気込んで導入するのですが、結局導入後も大差なく、また同じ毎日が続いていく・・・。

残ったのは自店の体力的にちょっと(結構?かなり?)厳しい機械代の支払いだけ。

その機械代を払うために泣く泣くシメて営業することでまたドツボパターンのサイクル、と・・・。

こんな毎日、早くオサラバしたいですよね?でも、ここではっきりと言わせていただきます。

「最新機種で一気に挽回なんて無理!」

そして、

「低稼働店舗に話題の最新機種なんて要らない!勘違いをするんじゃない!」

自店の状況、体力に合わせたそれなりの入替=中古機をメインに入替をすべきです。

ここで重要なのは「費用対効果」。

つまり「かけたカネに対しての回収効果はどのくらいあるのか?」ということです。

たとえ最新台を導入しても近隣競合よりも早く稼働が落ちていくとしたら、それは遊技機に責任があるのではなくあなたのホール自体に責任があります。

だって、同じ遊技機なんですから。

だったら高望みをせず、まずは比較的安価な中古だけを考えてください。

入替の考え方は、
「現状の平均稼働+1,000発でいい」
です。

どうです?これならグッと遊技機選定のハードルも下がるでしょう?なにも30,000発稼働なんて目指さなくていいんです。

だってあなたのお店に入れても絶対に動かないのですから。

現状よりもほんのちょっとだけ良くなる入替をこまめに繰り返していくのです。

身の程をわきまえて、一足飛びにいきなり良くなろうと思わないこと。

何事にも順序、段階があります。

実を収穫したければまず種をまき、水をやって育てることが必要です。

何も準備をせずにいきなり果実はなりません。何のトレーニングもせずにいきなりマラソン完走はできないのです。

最新台を導入してもそれを生かすべく土壌がなにもできていないから「今」なんですよ?

ウルトラCなんてありません。少しずつ少しずつ、一歩一歩階段を上りましょう。

コンサルティングの現場より

■ 利益と稼働を両立する考え方


-稼働を上げるには、出さなければいけない
-利益を上げるには、シメなけれないけない

この思考は間違っています。
アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社では一貫して「利益を増やせば、稼働は伸びる」とお伝えしています。

なぜそう言えるのか?
その答えはこちらをご覧ください。
⇒ https://www.ab-c.jpn.com/8655

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