【コンサルティングの現場より Vol.10】「利益をもっと取れば、稼働は伸びる!」

毎週水曜日更新、「 コンサルティングの現場 より 」
 コンサルティングの現場 より

ABC㈱林が日々支援先を訪問してお伝えしていることや課題、問題とその解決などを2~3分で読めるように短いコラムでまとめています。
このコラムは毎週水曜日に更新します。

 
皆さん、こんにちは。アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社の林です。

突然ですが質問です。次のうち、もっともダメなものはどれでしょうか?

① 増収・増益
② 増収・減益
③ 減収・増益
④ 減収・減益

このうち①が一番いいのことはすぐにわかるでしょう。

また逆にこういった質問のときはありきたりな答えとなる④ではなさそうだな、ということも想像できます。

ということは②か③のどちらか、となりますね。

ここで「③の減収・増益が一番ダメだ!」と答えたあなた、どっぷりとパチンコ的発想に染まっています!

実は一番ダメなのは③ではなく②の「増収・減益」なのです。

「だって③の減収・増益ってことは、売上、稼働がないのに利益だけ取るということだから、そんな営業をするのは長期的に見てダメになるのでは?」

なるほど、その意見もわかります。

でも「いずれ、先」の前に「今、目の前」を心配しないといけないのではないですか?

あなたは現状の問題が見えていないから現状に甘んじているのです。

②の「増収・減益」というのは売上が増えて利益が減ることです。

売上を上げるのは現場であり、増収ということは、現場では「売上が上がっているこのやり方がいい」となりますが、本当は減益なので経営視点では「このやり方ではダメ」なのです。

③は減収でも増益なので、将来の原資は確保できていますからまだ救いがあります。

でも、②のように減収だと設備投資(遊技機購入、設備更新、また出玉も)ができません。

このことに気付かないからいつまでも這い上がれないのです。

「だったら④の減収・減益が一番ダメなのでは?だって売上も落ちているんだし・・・」

いえいえ。

またしても「だから変われないんだ!」です。

④の減収・減益の場合、少なくとも現場と経営の双方が「現状のやり方ではまずい、ダメなんだ」と意見が一致します。

④よりも②がダメなのは、「本当は今のままではダメなのに、現場は今のやり方が正しいと思ってしまう」ことにあるのです。

商売は「収入を多くして支出を少なくする」が基本です。

そしてここでいう「収入」というのは売上ではなく「粗利益」のことです。

利益を稼ぐことに抵抗を感じるかもしれませんが、利益は決して「儲け」ではありません。

「利益は将来のための原資」なのです。

強豪店はこのことをよーく理解しているから、しっかりと利益を稼いで、その利益を魅力あるお店にするための設備投資(遊技機購入、設備更新、出玉)に充てているのです。

「取ったから、出せる」、「取ったから、買える」です。

利益をしっかりと稼ぐことが現状脱却の第一歩なんですよ!

コンサルティングの現場より

■ 利益と稼働を両立する考え方


-稼働を上げるには、出さなければいけない
-利益を上げるには、シメなけれないけない

この思考は間違っています。
アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社では一貫して「利益を増やせば、稼働は伸びる」とお伝えしています。

なぜそう言えるのか?
その答えはこちらをご覧ください。
⇒ https://www.ab-c.jpn.com/8655

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