【コンサルティングの現場より Vol.19】「一事が万事!」

毎週水曜日更新、「 コンサルティングの現場 より 」
 コンサルティングの現場 より

ABC㈱林が日々支援先を訪問してお伝えしていることや課題、問題とその解決などを2~3分で読めるように短いコラムでまとめています。
このコラムは毎週水曜日に更新します。

 
皆さん、こんにちは。アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社の林です。

現場では日々、毎回同じ会話をしなければいけない場面が多いものです。

時間管理、データのやり取りのルール、報連相の徹底などなど「これは前にも言ったでしょ?」ということの繰り返しです。

業績が厳しいホールと普通のホール(あえて「強豪」とは言いません。ごく普通のホールとの比較です。)の違い、それは「意識の差」です。

あるホールでのお話です。

初めて訪問したそのホールの事務所は少々乱雑な状況で資料や業界誌などが机に山積み、受信したFAXは専用ボックスに入りっぱなし、いつからあるのかさえ分からないほど変色した指示文書が貼られてあったりとまあ、たいそうな散らかりようでした。

「これでは仕事もはかどらないから片付けましょう。」

とその場は一緒に片付け作業をしたのですが、次の訪問ではやはり同じように散らかってしまっていました。

そういったホールは得てして現場でも汚れがそのままであったり、いろいろなものが出しっぱなしであったりとなっています。

これは乱雑な事務所を気にしないという体質(風土)がそのままホール全体に蔓延してしまっているからです。

「一事が万事」という諺があります。

「ちょっとしたことから他のすべてのことを推し量ることができる、細かいことがすべてに現れる」という意味の諺です。

日々何気なく行っている動作、考え方はすべての自分の行動、考え方と直結しており、良きにつけ悪しきにつけ同じことを繰り返すということを指しています。

上記のホールでは「事務所が乱雑」という細かいことがホール全体を覆ってしまい、「きれいな状態を維持する」という「お客様を迎える店舗としては当たり前のこと」がわからない、できなくなってしまっていました。

これではいつまでたっても現状を抜け出せません。

「一事が万事」、これはすべてのことに当てはまります。

現状の結果に不満がありながらも変化を嫌いああだこうだと理由をつけては現状維持ばかりを考えているとしたら、いつまでたっても今と変わらない未来しか得られません。

現状を抜け出したいなら、まずは細かいことを一つ一つしっかりと。

一事が万事、全てつながっていますよ!

■ 利益と稼働を両立する考え方


-稼働を上げるには、出さなければいけない
-利益を上げるには、シメなけれないけない

この思考は間違っています。
アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社では一貫して「利益を増やせば、稼働は伸びる」とお伝えしています。

なぜそう言えるのか?
その答えはこちらをご覧ください。
⇒ https://www.ab-c.jpn.com/8655

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