稼働の”差”は出玉じゃなく、出玉感を含むトータルプロデュース力!

 出玉感 

■ 欲しいモノは何としても欲しい

私の部屋には、とある物体があります。形状は比較的横長で大きさはどれもほぼ同じで1メートル程度、そのボディには白と黒の幾何学模様が施されておりそれなりの重さがあります。私はこれを大切に飾っています。それもひとつではなく5つあり、形の違うものを含めると全部で7つです。

これは「布袋モデル」5本を含めたギターのことです。

廉価版のレプリカモデルから幾何学模様のないブラックボディモデルとホワイトボディモデル、そして本人使用と同等の仕様で創られたドンズバモデルにデビュー25周年で製作された250本限定生産品、これに通常のストラトキャスターギターとエレアコを含めて総勢7本、これが所狭しと部屋に並んでいるわけです。

ちなみにお値段はというと最も安いブラックボディモデルで約8万円、最も高い250本限定生産品で約36万円(※購入時。今はプレミアがついています。)です。もちろん私はもうバンド活動などしていませんし、仮にしていたとしてもバンドで布袋モデルを使うことはまず考えられません。

さてここでお聞きします。
あなたはいま、これ(布袋モデルギター)を欲しいと思いますか?

布袋モデル
 

■ 欲しくないモノは欲しくない

欲しくなければ買わない
「とくに欲しいと思わない」、そう思った方にもう一つお聞きします。
あなたがこれ(布袋モデルギター)を欲しいと思わないのは、お金がないからですか?お金があれば購入しますか?

今、稼働が厳しいのはコロナによる経済不況のせいではないです。
不況でも欲しいなら、必要なら資金を工面します。

私にとっては特に限定生産品は何としても(お金がなくても)欲しいものですが、お金があっても欲しくなければ買うはずがないと思います。選択肢にすら乗りません。

今お客様が減少しているのは、戻らないのはお金がないからではなく「欲しくない=行きたくない、面白いと思わない」からでしょう。

もちろんこれは遊技機自体にも原因があります。
しかしそれは全国全店同じ条件であり、その中でも落ち率には差があるわけで、その差は果たしてどこにあるのかを考えなくてはいけないです。

■ とあるお店のお話

とあるお店の印象
私の所属する経営研究会の知人にIさん(34)という方がいます。先日の総会でそのIさんと話をする機会がありなかなか面白い話を聞けました。

Iさんの経営するお店の近くに昨年11月に新店がオープンし、近くということでちょくちょく見に行ったそうです。

そんな新店の印象を聞くと、

「最初はものすごく出ていたんですけど、ここ最近はまったく出ていないんですよ。そのせいでお客さんもどんどん減っていて・・・。もっと出さなきゃ!」

このIさん、パチンコはしますがそれほどのめりこんでいるわけでもなく、1か月に1度ほどのいわゆるライト層です。このときは新店ということもあり週に1回程度の割合で行っていたそうで、そんなIさんのこの意見、とても面白いと感じます。パチンコ業界に身を置いている人とは真逆のことを言っていると思いませんか?

つまりIさんは「出さないから、減った」と言っています。しかしこちら側の意見としてはおそらく大多数が、「稼働が落ちたから、出ていない(または出ていないように見える)」と捉えると思います。

もちろん私の意見も後者です。
実はつい最近私はそのお店に行っておりそこで回転数を体感しています。そしてその印象は「この交換率で、週末営業なのにこの回転数というのは結構出す気があるな」でした。それなのに普通のパチンコ客の意見は「出さない、出ていない」となっているのです。

そしてもう一つ。
Iさんは自分の遊んだ台の回転数に一切言及しなかったのです。「出ない」というのは、あくまで周りを見ての印象だけなのです。

おそらくこれは「パチンコを遊ぶに際して十分な回転数でありその点で不満を感じなかった」から、逆に印象に残っていないのでしょう。
→「これが当たり前」と思っている。だからこそ自分ではなく周りの状況だけで判断する。

■ お店をよくするのはトータルプロデュース力

トータルプロデュース力
お店を良くする、つまり稼働を上げるためには回転数という「お客様自身の体験」と同等か、またそれ以上に重要なことがあることを示した事例です。

もちろん回転数が十分で「回らないと思わせないレベル」にあることは必要ですが、それだけでは「出そう、勝てそう」な印象を与えられないのです。それはホール全体の印象、活気、出玉感、また清潔感といえます。

少し本原稿の趣旨とは違いますがPiDEA WEBで過去、私が近いことをお伝えした連載があります。(以下抜粋)
~~~~~~~~~~~~~~~~~

「今この厳しい状況でも高稼働を維持している店舗や稼働を上げているホールも存在します。同じ商品構成(機種構成)でいったいどこにこの差が生まれる要因があるのか。それは「面白さを演出するプロデュース力の違い」なのです。

「最近のパチンコは面白くない」、よく聞く言葉です。これは遊技機そのものの面白さを指している場合もありますが、大きくは「パチンコという遊び」自体を指していると捉えられます。だから「パチンコという遊び、遊んでいるそのひとときを面白くさせよう」、そのように考えて改善をしてきたホールが高稼働を維持、または稼働を伸ばしているホール=強豪店なのです。」
2015.11.15「ド底辺ホール復活プロジェクト」第43回より

~~~~~~~~~~~~~~~~~

「これだけ回しているのに何で稼働が増えないんだ?」と思っているホールさん、今一度トータルプロデュースとしての自分のホールの印象をチェックしてみてください。

そのとき、お店のチェックには第三者意見の忌憚のない意見ももらえればいいと思います。

ABCの店舗チェック、活用してくださいね!

=======================

最新のP業界お役立ち情報をいち早く確認するためにも、是非、当サイトをお気に入りやブックマークに登録をしておいて下さいね!

 

面白かった、と思った方はポチっとお願いします。


ビジネス・業界ランキング

【コロナ禍を勝ち抜く】稼働と利益を両立させる思考と行動【相談無料】

・稼働を上げようとすると利益が減る
・利益を上げようとすると稼働が下がる

こう考えていませんか?そんなことは無いです。稼働と利益は両立できます。

必要なのは「論理的な思考」と「マーケティング」。イベントや新台入替には頼らないABCの営業支援はお店の足腰を強くします。