目標を明確にすることの重要性

目標を明確にすることの重要性

Author:林 秀樹 Hideki Hayashi
1972年生まれ、福井県出身。名城大学卒。遊技機販売商社勤務を経てパチンコ店経営企業へ。
エリア総括部長・調整技術部長などを歴任したのち、株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所入社。
2012年、40歳となったことを機に起業。細やかな機械整備技術と正確な計数管理力で、勘や経験に頼らない論理的なホール経営を提唱する。
計数管理とマーケティングに強みを持つ。お問い合わせはこちらから。


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カテゴリ:営業戦略
 

■ 考えることはシンプルに



2020年がスタートしました。
 
ただ年が変わっても業界を取り巻く厳しい状況は変わらずで、多くのお店では今置かれている現状に不満がありありだと思います。
 
だからこそ日々もがき、足掻き、様々な施策を打って現状打開を模索しているはずです。
 
そのときに、ただ動くのではなく動く前には考えるべき、ということはいろいろなところで言われていますが、
・何をどんなふうに考えればいいのか?
という疑問が浮かぶことでしょう。
 
実は、考えることはとてもシンプルなものです。
① 「今現在の店舗はどんな店舗なのか?」
② 「自分はどんな店舗で働いていたいか?」
これだけです。ただ、この質問には具体的に、明確に、数字を使って示してください。
 
さて、どんな状況や数字となったでしょうか。

 

■ 目標をしっかりと定めれば、何が足りないかが浮かび上がる



これは「As is-To be分析」といわれ、「理想と現実の違いをはっきりと認識し、足りない部分(=ギャップ)をあぶりだす」のに効果的な手法です。
 
※As is=あるがまま、現状のこと。To be=やがて、将来のこと。
 
現状を変えるには、この「足りない部分」を埋めるために必要なことを考えていくことを優先していくとよいです。
 
As is-To be分析とその活用は次のように行います。
例)
As is → 4円P稼働5,000発である
To be → 4円P稼働10,000発としたい
 
これによって現状と理想には5,000発の格差があることがわかりました。この格差を「ギャップ」といい、「何ができていないからこの差が出るのだろうか」を考えるきっかけになります。機種構成なのか、広告宣伝が間違っていたのか、入替タイミングが間違っていて訴求できていなかったのか、などなどです。
 
続いて、「To beの期限」を切ります。要は「いつまでに達成するか」を決めるのです。
 
たとえばこの期限を「12か月後」としたとします。すると今度は、「12か月後に10,000発なら、少なくとも6か月後には7,500発になっていないといけない、3か月後には6,000発くらいはないといけない」などという「中間目標」が見えてきます。
 
この中間目標のことを「マイルストーン」といい、これがあることで最終到達地点までの道筋が見えてきます。

 

■ 目の前ではなく、少し先を見よう



現状から脱却するには、
①まずは理想をしっかりと持つ
②その理想と現実の違いを把握する
③理想到達までの期限を区切る
④中間目標を定める

の4つを考えることから始めると効果的です。
 
目の前の問題を優先すると方向性、道筋が安定せず常に右往左往する羽目に陥りますが、理想を設定して動くことで必然と目の前の問題も解消に向かいます。
 
「本当に必要な重要なこと=目指すべき到達地点からの逆算」を優先して考えて、2020年を飛躍の年にしてほしいと思います。

 
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