落ち込みを季節のせいにしていては状況は変わらない

稼働低下
 稼働低下

9月という月は後半から急速に稼働が落ち込みを見せます。今年はおそらく13日以降の営業で非常に微しい稼働状況となるでしょう。

そして例年、このあとの10月から12月前半までの約2か月間は一年で最も稼働が落ち込む時期です。「季節指数」ですね。

入替をしても出玉率を上げても稼働が低下していくこの傾向については商圏内の稼働、また全国データなどを見ても同じ傾向を示し、「仕方のないこと」と感じる方も多いと思います。

しかし本当に同じか、というとそうではない場合もあります。

■ 秋の 稼働低下 は外部要因

商品構成
良いことも悪いことも業績に影響を与えるものには、
・内部要因
・外部要因
の2つがあります。

内部要因とは自分自身に原因があることで、これは商圏内の競合やその他の地域などの外部には影響を与えません。自分自身にのみ影響を与えます。

一方の外部要因とは、経済環境や自然現象等、自分自身ではコントロールができないものであり、これは等しく同じ影響を受ける要因となります。

そして今、この秋という時期の影響は等しく全員にかかるものなので、この時期の稼働低下はほとんどがこの外部要因の影響を受けていると考えられます。

しかしすべてが外部要因か、というとそうではありません。その見極めをするためにも「変化の分析」をする必要があります。

■ 稼働低下,向上は相対比較で考えよう

競合がいない
変化には絶対的な見方と相対的な見方があります。

・絶対変化・・・絶対的な指標を基にする。例えば「テストで合格ラインを60点とすると、60点以上の受験生は何人でも合格とする」など。
・相対変化・・・他者と比較する。例えば「全体の上位20%は何点であっても合格とする(逆に仮に80点を取れても上位20%に入っていないと不合格)」など。

今回のように総じて下落傾向という中で考える場合、「他者との相対的な変化」を見る必要があります。

自店および競合について前年同月、前月度比較での「低下の比率」を、
・下落率は同じなのか、違うのか
・どの部門が違うのか
と確認します。

これによって、もしも自店の方の下落率が大きいのであればそれは外部要因だけでなく内部要因による落ち方があると考えられます(逆に考えると競合店は、その競合店の内部要因で下落に少々の歯止めがかけられている、とも言えます)。

■ 季節のせいにしないで、自店に要因があるのではないか?と考えよう

客滞率の影響
これらの分析は専門的な知識は必要なく、すぐにできることです。

一般的に、
・外部要因による変化 → 急激な変化、体感できる変化
・内部要因による変化 → 緩やかな変化、体感しにくい変化
とされています。

外部的な刺激ははっきりと認識できるのに対して、内部的な変化はゆっくりとしてわかりにくく、気づいた時には手遅れとなる場合が多いものです。

「この時期は毎年のこと、他店も同じ」
と考えていると、とんでもない落とし穴にはまります。

いまこの状況(稼働低下)の要因において内部的な要因を発見するためにしっかりと分析し、他店と何が違うかを再度認識してほしいと思います。

■ 利益と稼働を両立する考え方

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