2400発搭載機の未来

■ 2400発をウリにした機種は短命となる

Author:林 秀樹 Hideki Hayashi
1972年生まれ、福井県出身。名城大学卒。遊技機販売商社勤務を経てパチンコ店経営企業へ。
エリア総括部長・調整技術部長などを歴任したのち、株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所入社。
2012年、40歳となったことを機に起業。細やかな機械整備技術と正確な計数管理力で、勘や経験に頼らない論理的なホール経営を提唱する。
計数管理とマーケティングに強みを持つ。お問い合わせはこちらから。


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先日取材を受けた某業界誌、取材された内容は「2400発搭載機種の未来」というような内容でした。
そのとき編集さんからは、
「いろいろなコンサルタントの意見、また自分の意見としても射幸性の落ちる機種しか出ない今後は、このカテゴリーが集客の3本柱のひとつになるだろう」
とのお話がありました。
 
編集の方向性としてそのような論調に同意を求めるようなリードをされたのですが、私は頑として「ダメ、使えない」と伝えました。
しかし上がってきた原稿は・・・。
 
このこと(2400発機種)に対する私の発言がまったく取り上げられることがなかったのが気になりました。
 
特に導入前だった北斗7についても「入口が狭いタイプはダメ。北斗7もGW後にはあっという間に客離れではないか。」と伝えています。
(海、バラエティに関する意見は取り上げていただきましたが、2400発機種に対する私が話した懐疑的な意見は全くなかったです。3時間の取材のうち半分くらいは2400発機種(というか、入口が狭いタイプ)への懐疑的な意見を話したのですが。)
 
編集さんからはGANTZ、コブラなどが例に挙がり、そして(取材時は導入前だった)北斗7の話題も出て、
「メーカーも力を入れているのでこのカテゴリーが主力になるはず。」
との話をされました。
 
しかし私は一貫して「入口の狭いスペックはダメ」と言い続けました。
※甘デジの話もしており、「入口の狭い甘デジは稼働がない」、「甘デジも確率だけでくくるのではなくスペック(タイプ)を吟味すべき」、「王道スペックを選ぶべき」と伝えています。甘デジについての考察は今後、お伝えします。
 
同じ「2400発搭載」でもルパンや慶次はまずまず使えています。が、これらは入口が狭いタイプではないです。
 
一口に「2400発」といってもそのゲーム性はいくつかあります。
 
わたしが一貫して主張しているのは「出ればデカいは、ダメ。」ということです。
よく牙狼が例に出されて「一撃性、射幸性」を重視する傾向がありますが、違います。牙狼は出なかったときにもちゃんと「1500個+時短100回」があります。
 
この「1500個+時短100回」というのはミドル海の定番ですよね。牙狼が良かったのは「一撃もありつつ、最低保証もちゃんとある」点です。
 
現在の規制スペックでは「一撃」か「最低保証」かどちらかしか選べないです。
(ルパンや慶次は両方を狙って、その上で時短100回を残して最低「出玉」をカットした。)
 
今、北斗7もなかなか厳しい稼働です。(とはいっても他の機種との相対比較では抜群といえますが)
GANTZやコブラ等の「入口が狭くてツボにはまれば大量出玉」スペックは既に稼働がありません。
 
これからは、稼働は確実に海系に戻ります。
「王道スペック回帰」、改めて海物語の運用見直し、そして入口の狭い大量出玉タイプへの過度な期待は持たないで「普通の営業」をしていくべきだと思います。
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