年に3回の「特別な期間」の営業

年に3回しかない、「確実に利益を求めなければいけない期間」というものがあります。

もちろんこのことは何度も同じことをお伝えしていますのであらためて、という話でもないです。

ということで今回は逆に、「この期間中、絶対にやってはいけないこと」をお伝えします。

(1) ゆるめる
もちろん「出す」という選択肢はないはずです。

しかし心のどこかでつい、「こんなにシメを続けては拙いのではないか」という気持ちも生まれます。

特別な期間中にも「おそらく平日なみにしかならない」という日はあります。

このように思える日では通常の出し方をしたくなるかもしれません。

しかしここは出したところで決してその後に追いかけてくるものはなく、稼働維持に貢献するものではありません。

確かに谷間の平日で稼働は厳しいものになることが予測できます。

だからこそ、出しても無意味と考えてしっかりと利益を確保してください。これがその先の仕掛けの原資につながります。

(2) 入替をする
この「平日と思われる日」に入替を計画しているお店もあるかもしれませんが、これも全くの無意味です。

そもそも「新台入替」をするのは何の為か、といえば、「お客様に出す意思を表示するため」です。

しかし特別期間中はシメますよね。

期待感を持って来店されるお客様を裏切る結果になってしまい、むしろマイナスの効果が出てしまいます。

「入替をするのだから、ある程度は出すつもり」というのならば、それこそ「年に3回の特別期間」を棒に振ることになり、利益という「将来の費用(仕掛けの原資)」の確保をしないことになります。それはこの先につながる営業には決してなり得ません。

(3) イベントをする
上記(2)ともつながりますが、イベントはそのままズバリ「お客様に対する、出す意思表示といえます。こちらも出すなら話は別ですが(出しては原資確保ができませんが)、出さないならこの先の営業にマイナスの影響しか与えません。

総じて、この特別なGWと期間に「出す」という意思表示につながることはしてはいけないです。

もちろん強豪店ならば違う真逆の考え方も通用するかもしれません。(私は強豪だろうと、この期間は絶対に稼働よりも利益を求めるべきだと思っていますが。)

しかしド通常はこの機会を絶対に逃してはいけないのです。

なぜなら特別期間に利益が取れなくても絶対にその後は落ち込むので、その時の対策費を事前に確保していればまだ戦術の幅が広がるからです。

いま、非常に厳しい営業を強いられています。だからこそ利益が必要であり、その利益を躊躇なく確保できる特別な期間を絶対に逃さないようにしてください。

■ 利益と稼働を両立する考え方


-稼働を上げるには、出さなければいけない
-利益を上げるには、シメなけれないけない

この思考は間違っています。
アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社では一貫して「利益を増やせば、稼働は伸びる」とお伝えしています。

なぜそう言えるのか?
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