業界誌PiDEA WEB Vol.276 「最終回」

最終回にあたって

Author:林 秀樹 Hideki Hayashi
1972年生まれ、福井県出身。名城大学卒。遊技機販売商社勤務を経てパチンコ店経営企業へ。
エリア総括部長・調整技術部長などを歴任したのち、株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所入社。
2012年、40歳となったことを機に起業。細やかな機械整備技術と正確な計数管理力で、勘や経験に頼らない論理的なホール経営を提唱する。
計数管理とマーケティングに強みを持つ。お問い合わせはこちらから。


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この記事は2020年7月31日公開でPiDEA WEBに寄稿したものです。
 
皆さん、こんにちは。アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社の林です。2015年1月2日に始まった「ド底辺ホール復活プロジェクト」もいよいよ最終回となりました。

初期の短期集中連載が12回+「コンサルティングの現場より」が276回の合計288回の長期連載となったのは毎週ご覧いただいていた読者さんのおかげです。あらためまして、ありがとうございました。

この連載が始まったのは2015年1月です。
連載のコンセプトは「低稼働で苦しむお店の一助になる」でした。実は連載開始前の打ち合わせでのタイトルは「低稼働店舗からの脱却のために」というものでしたが、当時のPiDEA担当者さんの「面白くない!」の一言で現在の「ド底辺ホール復活プロジェクト」となった経緯があります。「本の売れ行きはタイトルで変わる」を地で行く変更でした。

当初はその過激すぎるタイトルに私自身が尻込みしていましたが、結果的にそのおかげで書籍出版のお話にもつながり、あらためてPiDEA編集部さんに感謝しています。

さて、連載開始当時はまだMAXタイプが主力でありイベントの開催も頻繁で業界に勢いがありました。いろいろな施策を打つ事で低稼働を脱却していったお店も多かったと思います。

それから時は流れて2020年夏、この間の業界を襲ういろいろな逆風の中でも最も大きなことに襲われています。そう、コロナ禍です。

コロナ禍は社会生活を一変させ、それと同時に企業にはコロナ禍に対応するための新しい取り組みも求められました。しかし思うような結果が出ずに悩んでいるお店も多いと思います。

ここで考えてほしいことがあります。それはこの連載で一貫してお伝えしてきたことで、

・「戦術、施策」はその時代、法規制、社会環境ですべきことが変わる
・しかし「戦略」は時代や法規制、社会環境が変わろうとも、変わらない

です。「不易流行」という言葉でもお伝えしましたね。

コロナの影響で新しくすべきことは増えました。しかし「何のためにするか」、「どのような方向性で動くか」といった「考え方」は変わらないはずです。

・顧客満足のため
・「不」の解消のため
・強みを伸ばす
・機会を生かす
・利益確保が最優先
・その利益は「儲け」ではなく「将来の原資、コスト」

これまでの連載全288回、幸いなことに紙媒体ではなくウェブ上での連載でしたのでぜひ見返していただきたいと思います。もちろんその時の時代背景もあり現在には使いづらい内容もあるかもしれませんが、「戦略、方向性」という点でまだまだ役に立つ内容だと思います。

わたしの理念は「パチンコにかかわるすべての人に笑顔を」、ビジョンは「趣味はパチンコです、と笑顔で話せる社会になること」です。
「今は非常に厳しい状況だが、決してあきらめない」、そういった思いを持つ方にこの連載が少しでもお役に立てたとしたら、うれしく思います。

2020年7月 アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社 林 秀樹

 
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