■「マスク」はポストコロナ時代のお楽しみグッズになれるのか
少し古い記事となりますが、2020.5.29の「M&A Online」というサイトに以下のような記事が掲載されています。
~中略~
スポーツ用品大手のミズノ<8022>は、水着や陸上ウエアで採用している素材を用いたマスク「マウスカバー」を5月20日に2万枚発売したところ完売したため、第二弾として5月28日から追加で5万枚の販売を始めた。当初は予約販売を予定していたが、アクセスの集中を避けるために当日に抽選販売に切り替えた。
~中略~
機能性やファッション性を高めたマスクは、これら商品と比べると割高だが、差別化が可能なため着ける楽しみが生まれそう。マスクはポストコロナ時代を楽しく過ごすための一つのアイテムとなるかも知れない。
(M&A Online 2020.5.29「「マスク」はポストコロナ時代のお楽しみグッズになれるのか」)
当初考えられていた「アフターコロナ」という社会は遠く、現実的には「Withコロナ」としてコロナと共に社会活動を進めていくことが求められます。
そうなるとコロナ共生社会では「マスク」は必需品となるでしょう。この動き、需要を見越して大手メーカーでは素材やデザイン性、ファッション性で勝負を仕掛けているという記事です。
この記事は最後に「マスクはポストコロナ時代を楽しく過ごすための一つのアイテムとなるかも知れない。」と結んでいます。
そこで私はあることに思い至りました。
■マスクも演出アイテムとして活用できる
「マスクがマストアイテムになるなら、それはファッションと同時に仕事でも同じではないか。」
「マスクは制服のアイテムのひとつになる。」
「制服を選ぶようにマスクも選ぶ時代が来るのではないか。」
このことと同時に思い浮かんだのが、6/12に寄稿したPiDEA WEB記事(と、このウェブサイト)で紹介した「高級刺繍おしぼりの会社さん」です。
株式会社トラストワークスというこの会社さん、本業は「刺繍おしぼりの製作と販売」ですがその商品アイテムの一つに「刺繍マスク」もあります。
さっそく社長の村口氏に問い合わせをしてみたところ、やはり特に介護の現場やケーキ店、夜の飲食店など「ワンポイントの好感度アップ」を狙いたい業種で需要が増しているとのことでした。
ただ、パチンコ店からのお問い合わせは今のところないとも言われています。
「刺繍おしぼり」というジャンルは現状唯一無二でオンリーワンのトラストワークスさんにおいてお問い合わせがないというのは、需要がないのか、気づいていないのか。私は後者だと思います。
マスクは顔の半分近くを覆うアイテムで相対する人からも良く目につく場所、だからこそその活用をもっと考える時代になるでしょう。
・お店のロゴ
・一人ひとりのオリジナル、イラスト
・似顔絵
などなど、「白いキャンバス」の使い方はいろいろあると思います。
他店とのちょっとした違いの演出に、「マスク」を考えてみてはいかがでしょうか。
刺繍マスクのサンプルをみるとなかなか良い演出ができそうです。
お問い合わせはこちらから。
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1972年生まれ、福井県出身。名城大学卒。マーケティング理論と計数管理に強みを持ち、正確な計数管理力とマーケティング手法、戦略論をベースにした勘や経験に頼らない論理的なホール経営を提唱する。パチンコを盛り上げるオンラインサロン「パチ盛り」の代表主宰。ツイッターフォロワー3,853人(’22.7.27現在)
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