業界誌PiDEA WEB Vol.269「パラダイムの転換」

パラダイムの転換

Author:林 秀樹 Hideki Hayashi
1972年生まれ、福井県出身。名城大学卒。遊技機販売商社勤務を経てパチンコ店経営企業へ。
エリア総括部長・調整技術部長などを歴任したのち、株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所入社。
2012年、40歳となったことを機に起業。細やかな機械整備技術と正確な計数管理力で、勘や経験に頼らない論理的なホール経営を提唱する。
計数管理とマーケティングに強みを持つ。お問い合わせはこちらから。


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この記事は2020年6月12日公開でPiDEA WEBに寄稿したものです。
 
皆さん、こんにちは。アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社の林です。
 
私は毎週1回、異業種が集まるビジネスミーティングに参加しています。パチンコ業界しか経験していない私にとって異業種の方の視点や意見はとても参考になると同時に、自身のモチベーションへの刺激にもなっています。
 
そのビジネスミーティングでは「エデュケーション」という、ビジネスに関するちょっとした学びをシェアする時間があります。毎回メンバーの一人が担当してビジネスに役立つ考え方やトレンドを紹介するもので、そのエデュケーションのある回で「パラダイムシフト」がテーマとなりました。このワード自体はけっこう使われていますのでご存じの方も多いと思います。
 

パラダイムシフト(英: paradigm shift)とは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することをいう。パラダイムチェンジともいう。
Wikipedia「パラダイムシフト」より)

 
その回での担当の方は飲食店等におしぼりを納品する会社の社長でした。おしぼりに対する飲食店等のプライオリティは一様に高いとは言えません。日々回収するおしぼりはどこのお店でも雑然とした置かれ方でけっこう、汚れていました。

【おしぼり回収の現場(イメージ)】


 
あるときこの社長は。
「おしぼりは汚れを拭き取るという機能だけでなく、同時に清潔さやそのお店の品格を演出するアイテムなのではないか」
と思い至ります。
 
彼の中で「パラダイムシフト」が起こりました。
 
「おしぼりは安価、脇役ではなく、席に座られたお客様へのお店の想いを伝えるアイテムになりうる。」
と考えて「高級刺繍おしぼり」を考案します。「おしぼり=安価、脇役」から、「おしぼり=料理提供前の主役」への価値転換です。半ば使い捨てだったおしぼりから継続して使用するおしぼりへ。そう考えることでお店のおしぼりに対する扱いも変わり、回収するときの置かれ方や汚れ具合も劇的に変化したそうです。
 
いま、彼の会社は「おしぼり業界オンリーワンの高級志向おしぼり企業」として成長を続けています。
 
パラダイムシフトを起こすには日々常に「疑問」を持つことが必要ですが、ひとの持つ価値観は過去の経験に形作られているのでなかなか変わらないものです。
しかし、今回の新型コロナウイルスにより社会構造や仕事が半ば強制的に変革しました。これまで必要だと思われていたことが実は必要ではなかったこと、代替することができること、時間の使い方が変わったことなど数多くあります。「疑問」を持つチャンスが転がっている、と言えます。
 
外部環境の変化はこれまで固まっていた評価やイメージ、ポジションを変えるチャンスです。(一例で言えば低貸玉営業が現れたときがパラダイムシフトの好例と言えますね)
 
思考を変えて、行動を変えて、新しい価値観の創造を探求しましょう。
 
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